2017年 孔子学院奨学金

APU孔子学院では、2017年度孔子学院奨学金の推薦希望者を募集します。奨学金を受給し中国の大学へ留学を希望する方は、以下の説明と添付の資料を熟読し応募してください。

 

孔子学院奨学金とは

孔子学院奨学金とは、中国北京にある孔子学院本部/国家漢弁(※正式名称は国家汉语国际推广领导小组办公室)が「中国語と中国文化の国際的な普及ならびに中国語学習者のレベルアップ」のために設けている制度で、中国国籍以外の学者や学生らがその奨学金を得て中国で中国語などを学ぶものです。
孔子学院本部/国家漢弁は中国教育部(日本の文部科学省に相当)傘下の組織ですから、孔子学院本部奨学金制度も当然中国政府の各年度の活動方針と予算に基づき執行されます。今年2月28日に2017年度の奨学金申請制度が公表されましたが、その内容を読む限りこれまでよりも募集基準が厳しくなった印象があります。
具体的には、中国国外の現役の中国語教師(中学、高校、大学の中国語教員)の中国語レベルアップや、これから中国語の教師・通訳・翻訳者などを志す大学院生や学部生、中国の言語・文学・歴史・哲学などの専門的学問を究めようとする学者・大学院生・学部生を支援しようという方針が、これまで以上に色濃くなっています。
したがって、過年度のようにAPU孔子学院が推薦すればほぼ間違いなく奨学金給付が許可されるというふうにはならないようです。奨学金を給付するかどうか、給付する場合「全額給付奨学金」か「部分給付奨学金」かという決定は、中国側の受け入れ大学(申請者が希望する留学先大学)と孔子学院本部/国家漢弁が行います。特に資金を出す側すなわち孔子学院本部/国家漢弁の権限は必然的に大きくなります。受け入れ大学が申請者の受け入れに同意しても孔子学院本部/国家漢弁が許可しないケースも十分あり得ます。推薦機関であるAPU孔子学院には審査に関する一切の決定権はありません。なお、この決定には推薦機関(APU孔子学院)も申請者(皆さん自身)も異議の申し立てをすることはできません。

 

2017年度の主な変更点

1.2016年度までは、奨学金給付による1年間の中国留学に関して、孔子学院の中国語受講者である(同時にHSK、HSKKのレベルとスコアもクリアする必要あり)だけで申請要件を満たしていましたが、2017年度の募集要領では、より高度な学習を目指す学者や大学院生、学部生であることが求められています。詳細はAPU孔子学院に置いてある募集要項の印刷物の内容をよく読んでください。
この募集要項を読む限り、APU生の場合、1年間の奨学金を希望しても去年のように簡単に許可が下りない可能性はありますが、APU孔子学院では、孔子学院本部/国家漢弁の申請資格要求を満たす学生で中国に留学したいという強い意欲をもった学生は面接・審査のうえ推薦するかどうかを決定します。但し、仮に推薦したとしても、上述のとおりAPU孔子学院には奨学金給付許可の権限はありません。
2.上記のほかに、これまで同様1学期間(5ヶ月)の中国語研修の奨学金に関してはAPU学生もじゅうぶん申請要件を満たしていますから、希望する学生についてはAPU孔子学院にて面接・審査のうえ、推薦するかどうかを決定します。
3.支給される奨学金が「全額給付」と「部分給付」の2種類となりました(これまでは全額給付のみ)。「全額給付」と「部分給付」の違いは、後者には生活費が含まれないことです。
4.申請の前提条件となるHSKスコアのレベルが昨年度に比べて高くなっています。

 

奨学金の種類

上記のとおり「全額給付奨学金」と「部分給付奨学金」の2種類になりました。
1.全額給付奨学金
学費、宿舎費(寮費)、留学生総合医療保険、生活費(2500人民元/月)
2.部分給付奨学金
学費、宿舎費(寮費)、留学生総合医療保険
※部分給付奨学金では、生活費が支給されないため、全額給付奨学金と比べて1年間留学の場合は11か月間で日本円換算約45万円、1学期間留学の場合は5か月間で同約20万円少なくなる計算です。
※学費は孔子学院本部/国家漢弁から受け入れ大学に対して直接支払われます。
※宿舎費用は二人部屋を基本としています。

 

奨学金申請の条件

奨学金の申請に必要な条件は、以下のとおりです。全てを満たしている必要があります。
1.国籍が中華人民共和国でないこと
2.健康であること
3.年齢が16歳以上35歳以下であること※このうち、学部生については満20歳以下と書かれていますが、昨年も同様の記載があったものの、20歳以上でも推薦し、結果的には奨学金が給付されています。このことから、20歳以上は絶対に許可しないということではなさそうです。よって、今回も20歳以上のAPU生でも申請を受け付けます。但し、去年は通ったからといって今年も孔子学院本部/国家漢弁が20歳以上の学生の推薦をそのまま受け付けるかどうかはAPU孔子学院ではわかりません。

4.これまでにAPU孔子学院の中国語講座を受講したことがあること
5.新漢語水平試験(新HSK、HSKK)の以下のレベル・スコアを有すること

●1年間の奨学金留学申請に必要なレベル・スコア

(中国語国際教育の修士課程への進学を志す中国語関連専攻学部の学生。中国語国際教育課程というのは、日本人を含む外国人つまり中国人でない対象者に中国語を教える教育課程のことです。APU生は対象外となる可能性大です)

筆記(HSK) 3級270点以上、口語(HSKK) 合格(級指定なし)

●1年間の奨学金留学申請に必要なレベル・スコア

(中国語の通訳を目指し、中国の言語・文学、歴史、哲学の高級課程の学習を志す学生)

筆記(HSK) 4級180点以上、口語(HSKK中級) 合格
●1学期間の奨学金留学申請に必要なレベル・スコア
筆記(HSK) 3級210点以上、口語(HSKK) 合格(級指定なし)
6.過去に中国での留学経験がないこと

 

APU孔子学院の段階での募集人員(被推薦者数)

APU孔子学院では応募要件を満たす申請者の中から最も多い場合で以下の人数を推薦する予定です。しかし、これはあくまでAPU孔子学院からの推薦人数であり、推薦された者が必ずしも奨学金を貰えるとはかぎりません。
浙江大学:7名(1年間と1学期間あわせて)。APU孔子学院のパートナー大学です。所在地は浙江省杭州市。
東北財経大学:3名(1年間と1学期間あわせて)。APUの言語教育センターで過去10年間協力協定を交わして中国語の教員をAPUに派遣して貰っています。所在地は遼寧省大連市。
その他の大学:申請者が希望する留学先大学 若干名
<参考> これまでにAPU孔子学院からの推薦で、最終的に奨学金留学が決定した受け入れ先大学には、浙江大学、東北財経大学のほかに北京大学、北京語言大学、上海外国語大学、華東師範大学、厦門大学があります。また、南開大学も受け入れに興味を示しています。

 

留学期間

1年間の留学の場合  2017年9月から11ヶ月
1学期間の留学の場合 2017年9月から5ヶ月、または2018年3月から5ヶ月

 

受入大学

こちらをご覧ください。(PDFが開きます。各大学ごとについているマークに気をつけて確認してください)

 

応募の方法

募集要項をよく読み理解したうえで、出願書と志望理由を、APU孔子学院事務局まで持参してください。直接持参できない事情・理由がある場合はメール添付あるいは郵送でも受け付けます。
1.2017年度孔子学院奨学金 学生募集要項(PDFが開きます)
2.2017年孔子学院奖学金申请办法(中国語・PDFが開きます)
3.2017年孔子学院奨学金の申請方法について(参考訳・PDFが開きます)
4.添付書類1-孔子学院奨学金助成内容および基準(参考訳・PDFが開きます)
5.添付書類2-孔子学院奨学金の申請書類リスト(参考訳・PDFが開きます)
6.添付書類3-孔子学院奨学金年度審査方法(参考訳・PDFが開きます)
7.出願書 (WORDが開きます)
※志願理由は、定型フォームはありません。留学を希望する理由を日本語または中国語でA4一枚以内に書いてください。

 

締め切り

孔子学院は日本に14か所、全世界では500か所以上設立されており、毎年、奨学金による中国留学を申請する者もたくさんいます。なるべく早めに申請するほうが審査もその分早まりますから、今年度の募集締め切りは、既にHSK、HSKKのレベル・スコアを持っている者と、これから受験する者の2回に分けます。
第1次締め切り 2017年4月14日(金)17:00必着
第2次締め切り 2017年4月28日(金)17:00必着

 

留学までのスケジュール

2017年4月14日(金)   第1次応募締め切り
2017年4月17日(月)~4月21日(金)第1次応募者に対する選考
2017年4月24日(月)   第1次応募者に対する推薦合否連絡
2017年4月28日(金)   第2次応募締め切り
2017年5月1日(月)~5月5日(金)第2次応募者に対する選考
2017年5月8日(月)    第2次応募者に対する推薦合否連絡
その後、推薦決定した学生は各自で留学希望大学への申請書提出(web上)
*****その後のスケジュールは、多少前後する可能性がありますが、例年だいたい以下のようになります。*****
2017年6月下旬     中国側による選考結果通知
2017年7月中旬     中国から「合格通知」他、必要書類が到着
2017年8月       各自留学ビザ取得手続き
2017年9月       受け入れ大学に到着し登録、留学開始

 

その他

1.APU孔子学院では、推薦者選考に際して、書類選考と面接を行います。出願後、こちらより選考面接の日時を連絡しますので、出席してください。なお、繰り返しになりますが、APU孔子学院からの推薦者に選ばれたとしても最終的な奨学金給付の合否判断は、中国側(受け入れ大学と孔子学院本部/国家漢弁)が行います。
2.APUの在学生が留学する場合は、APUを「休学」しなければなりません。中国の大学での留学期間は、APU卒業に必要な単位は得られませんので注意してください。
3.留学準備費の支給はありません。受け入れ大学と日本の間の交通費や留学手続きにかかる費用などは参加者の負担となりますので、注意してください。
4.留学に際しては、APUで行われる各種ガイダンスに必ず出席してください。

 

問い合わせ先

立命館アジア太平洋大学孔子学院事務局(平日9:00~17:30)
電話 0977-78-1188 FAX 0977-78-1189 E-mail confuapu@apu.ac.jp

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