◆2020年春季 篆刻講座につきましては現在日程等を調整中です。
詳細が決まり次第改めてお知らせいたします。
◆特徴
篆刻とは、主に石に篆書を用いて印を刻すことですが、書道の落款としてだけでなく、それ自体が芸術としてひとつの分野を形成しています。最近では、ご自分の名前や好きな絵柄を刻し、手紙やハガキに押したり、プレゼントしたりと、鑑賞だけでなく、実用的な楽しみ方も広がっています。講師が基礎である篆刻刀の使い方から丁寧に指導します。また、初めての方には、お道具の説明も含めて講師からお話します。
◆講師紹介
沈露露(しんろろ)
SHEN/Lulu 先生
プロフィール:中国国立武漢紡織工学院の染色美術専業卒業。大分県立芸術文化短期大学美術科デザイン専攻染色専業卒業。
第3回 双龍杯 中国書画大賞 優秀賞
第4回 双龍杯 中国書画大賞 優秀賞
第5回 三楚杯 湖北省画大賞 一等賞
5歳から篆刻を学び、中国篆刻組織『西冷印社』の汪新士に師事する。
皆さんへのメッセージ:石の中にも人生が有る。人生は辛い時、哀しい時、楽しい時が有る。篆刻の石の小さな世界の中に、狭さ広さ、表裏、陰と陽が存在します。一つの手本は、人の数だけ変化します。印字は彫る人の感覚で長短、太い細いが出来、手本の上にその人の本質や感情が滲み出てきます。それぞれの素直な感受性が、自分の個性を打ち出すのです。道は本来、無限なものです。手本は、手本であって手本でない。印もまた絶対的な正しさなど存在しないのです。万物も刻々と変化する。篆刻は己の人生の一瞬、今の自分を石に刻み込むものです。印の本来の姿を創り出す。それぞれ彫る人の本質が一つの石に自分達の姿を反映させるのです。自分たちの生きる道を示す。一つ印を完成させる事、人生の達成感があります。
◆学習内容
篆刻の基礎である篆刻刀の使い方から、自分の名前などをさまざまな書体で彫ることを学びます。また、先生や他の人の作品の鑑賞も楽しみます。初めての方にはお道具の説明も含めて説明します。
◆使用教材
特に決まったテキストはありません。お道具(篆刻刀や材料など)については、第一回目の授業で講師からお話します。(別途実費が必要です)
◆お問合せ先
立命館アジア太平洋大学孔子学院 事務局
〒874-8577 大分県別府市十文字原1-1
電話 0977-78-1188 FAX 0977-78-1189 E-mail confuapu@apu.ac.jp
(平日 9:00~17:00)